ADHAや精神障害の方も
安心して働ける福祉サービス
【はじめに】
安心して働くための基礎知識|
こんにちは。就労継続支援A型事業所「ディヤーナ松本」です。
はじめて就労支援A型事業所を利用する方にとって、「契約書」と聞くだけで少し身構えてしまうことはありませんか?
- 難しい言葉が並んでいそう
- 自分に不利な内容が書かれていないか心配
- 精神的に安定していないのに契約して大丈夫?
しかし、A型事業所の契約書はあなたを守るための重要な書類です。
この記事では、就労支援A型事業所における「契約書」とは何か、わかりやすく解説します。
【目次】
1. A型事業所の特徴
まずはA型事業所の基本的な仕組みをおさらいします。
- 雇用契約あり(最低賃金保証)
- 週1日・1時間からでも働ける柔軟性
- 支援スタッフのサポート付きで安心
- 精神障害・発達障害・身体障害・知的障害すべてに対応
- 社会保険・雇用保険の対象になるケースもあり
A型事業所は、「一般就労はまだ不安…」という方に向けて、働きながらスキルを身につけ、心と身体を整えるための就労支援の場です。
2. A型事業所の契約書とは?
A型事業所では、企業と同様に「雇用契約」を結びます。これはあなたが「働く権利」と「労働者としての保護」を得るための正式な書類です。
✅ 契約書があることで、労働基準法や最低賃金法が適用され、給与や労働条件が守られます。
2-1. 契約書に書かれている主な内容
ここでは、ディヤーナ松本で実際に交わしている「就労支援A型事業所 契約書」の主な項目を紹介します。
勤務日・勤務時間
- 週何日、勤務するか
- 1日の勤務時間(例:10:00〜14:00)
- 休憩時間の取り方
✅ ディヤーナ松本では、週1日からOK。体調に合わせて柔軟に調整できます。
業務内容
- Tシャツ製作作業(ガーメントプリンター)
- パソコン入力、軽作業(ラベル貼り、梱包など)
- 清掃業務、発送補助など
✅ 苦手な作業は事前に相談可能。できる仕事から少しずつ始められます。
給与と支払日
- 時給(長野県の最低賃金以上)
- 給与の締め日と支払日(例:毎月20日締め・翌月10日払い)
- 交通費の有無や支給方法
雇用期間と更新
- 原則3ヶ月または6ヶ月の有期契約(その後更新可能)
- 契約満了時の更新判断基準
✅ 多くの方が継続雇用されています。更新の際は面談と合意のもとで進めます。
休暇・遅刻・早退・欠勤の対応
- 欠勤や遅刻の連絡方法
- 年次有給休暇の付与条件(半年継続勤務で10日付与など)
- 休職・退職の手続き方法
支援体制・福祉サービスとの連携
- 支援員による業務サポート
- メンタル面の支援(瞑想、呼吸法、個別面談)
- 障害福祉サービス受給者証との関係性
✅ 精神障害のある方にも配慮し、「支援ありきの労働環境」を整えています。
2-2. 契約書を交わす前に必要な準備とは?
A型事業所で契約書を結ぶには、以下のステップが必要です。
- STEP 1:相談支援事業所で面談・サービス等利用計画の作成
- STEP 2:市役所で「障害福祉サービス受給者証」の申請
- STEP 3:受給者証の交付
- STEP 4:A型事業所との面談・雇用契約の締結
3. よくある質問(Q&A)
- Q1:契約書って難しい内容ですか?
- → いいえ。専門用語には丁寧な説明がつきますし、納得できるまでご説明します。
- Q2:契約期間が終わったら、もう働けない?
- → 原則更新できます。状態に問題がなければ継続して働けます。
- Q3:途中で体調が悪くなったらどうなる?
- → 欠勤や時短勤務に切り替えることが可能です。無理をしない環境を整えています。
4. ディヤーナ松本の安心ポイント
4-1. 契約内容は一人ひとりに合わせて設計
精神障害、発達障害、知的障害など個別の事情を考慮します。
週1日・1時間勤務からでもOK。
就労意欲を第一に尊重します。
4-2. 契約書の読み合わせを丁寧に行います
不安な方にはご家族同席も可能。
契約書は押印前に一緒に確認します。
無理に契約を進めることはありません。
5. 求人情報
現在募集中の職種の区分につきましては、下記の通りです。
- A型雇用利用者
- 支援スタッフ
- デザインスタッフ
施設外・Tシャツ製作・軽作業・パソコン作業など
就労支援、書類作成、面談、記録管理
Illustrator・Canva等使用できる方歓迎
✅ 障害福祉サービス受給者証が必要です(申請サポートあり)
6. まとめ~契約書は「働くことへの安心の約束」~
A型事業所の契約書は、あなたの「働く意志」を支え、「働く環境」を守るための大切な書類です。
難しく考える必要はありません。
ディヤーナ松本では、誰もが安心して働けるよう、一人ひとりに寄り添った契約支援を行っています。
「働いてみたい」「一歩踏み出してみたい」と思ったときが、はじめどきです。
まずは見学や体験から、あなたのペースで進んでいきましょう。

