ADHDや精神障害の方も
安心して働ける福祉サービス
【はじめに】
体調に合わせて働くための「シフト」の重要性
こんにちは。就労継続支援A型事業所「ディヤーナ松本」です。
A型事業所での就労において、「シフト」とは単なる勤務表以上の意味を持ちます。
特に体調に波がある方にとって、シフトの柔軟性は、仕事の継続と心身の安定に直結する非常に重要な要素です。
このコラムでは、A型事業所におけるシフトの仕組み、そして私たちディヤーナ松本が、利用者さんの体調や希望に応じて、いかに柔軟で無理のないシフトを提供しているかについて解説します。
【目次】
1. 「シフト」の仕組みと柔軟性
A型事業所では、雇用契約に基づき働くことになりますが、一般企業とは異なり、利用者さんの特性に最大限配慮したシフトが組まれます。
➀ 個別支援計画に基づくシフト作成
A型事業所のシフトは、事業所の業務の必要性だけでなく、利用者さん一人ひとりの「個別支援計画」に基づいて作成がされます。
また、体調や通院の予定、生活リズムを考慮し、週の勤務日数や1日の勤務時間を柔軟に設定が可能です。
➁ 業務の組み合わせによる負担軽減
ディヤーナ松本での主な業務は下記の通りです。
- 軽作業(缶バッジやお土産品などの検品・封入・袋詰め等作業)
- 事務代行作業(データ入力、売上集計や在庫集計などのPC作業業務)
- Tシャツ制作作業(DTFプリントによるTシャツ制作)
- ホテル業務(地元のホテルの客室清掃業務)
各作業内容につきましては、過去のコラムをご参照ください。(コラムの最後にリンクがございます)
負担の分散
シフトの中で、体力を使う施設外業務(ホテル業務)と集中力を要する施設内業務(軽作業・事務代行作業・Tシャツ制作作業)をバランスよく組み合わせることで、特定の作業による負担が偏るのを防ぎます。
➂ 体調不良時の対応
急な体調不良などで出勤が難しい場合でも、シフトの変更や欠勤の相談がしやすい環境です。スタッフが業務調整を担うため、利用者さんは安心して休養を取ることができます。
2. 無理のないシフトの具体例
ディヤーナ松本は、利用者さんの「長く安定して働きたい」という希望を実現する為、以下のような柔軟なシフトを運用しています。
- 通院や服薬に合わせた調整
- 休日の希望を考慮
通院日や服薬の影響が出やすい曜日・時間帯を避け、無理のないシフトを作成します。必要に応じて、時差出勤の相談にも応じています。
土曜日のホテル清掃業務もありますが、利用者さんの休日希望を最大限考慮し、プライベートと仕事のバランスが取りやすいシフトを組めます。
3. よくある質問(Q&A)
- Q1:毎月のシフトはどのように決まりますか?
- → 毎月、利用者さんの体調や通院の予定、希望休などを確認し、個別面談を通じて無理のない勤務時間や日数を決定します。
- Q2:自分の都合で急にシフトを変更することはできますか?
- → 緊急の通院や体調不良の場合は、すぐにスタッフにご相談ください。柔軟に対応し、業務調整を行います。ただし、可能な限り早めの相談をお願いしています。
4. まとめ~松本市で「自分らしいペース」で働く~
A型事業所におけるシフトは、働くための「制約」ではなく、あなたの健康と安定した生活を守るための「ツール」です。
松本市のディヤーナ松本は、Tシャツ制作やホテル清掃業務といった多様な仕事を提供する一方で、柔軟なシフトと手厚い個別支援で、あなたの「長く働きたい」という願いを叶えます。
あなたの未来への一歩を、無理のないペースで、私たちといっしょに踏み出しましょう。

