正社員を目指す!A型事業所から一般就労へのステップアップ

2026.02.12

正社員を目指す!A型事業所から一般就労へのステップアップ

はじめに就労継続支援A型事業所(A型)で安定した雇用契約のもと、給与を得て働いている方にとって、次の目標は「一般企業の正社員」というキャリアアップではないでしょうか。A型事業所での経験は、単なる訓練ではなく、正社員を目指す上で非常に強力な武器となります。

「A型から正社員になるには、どんな準備が必要?」「正社員になるための戦略的なアピール方法を知りたい」

このコラムでは、A型事業所での実績を最大限に活かし、正社員としての一般就労を成功させるための具体的な5つのステップを解説します。ディヤーナ松本をご利用の方や、正社員へのキャリアアップを考えている方が、自信を持って次のステージに進めるようサポートします。


目次


1. A型事業所での経験が正社員採用に有利な理由

A型事業所での勤務は、「ブランクを埋める訓練」ではなく、「正社員としての適性を証明する実績」となります。

① 「安定性」の確かな証明

一般企業が障害者雇用で最も重視するのは「継続的な安定性」です。A型事業所での雇用契約に基づいた1年以上の無遅刻・無欠勤の実績は、「体調を管理し、責任感を持って働き続けられる」ことの、何より説得力のある証明となります。

② 実務スキルとビジネスマナーの定着

A型事業所では、給与をもらいながら実際の業務を行うため、PCスキル、報連相、時間管理といった基礎的なビジネスマナーが、訓練ではなく「職務経験」として定着しています。これは、未経験者にはない大きな強みです。

③ 合理的配慮の明確化

A型事業所で受けた合理的配慮(例:静かな環境、業務の構造化など)は、あなたが最もパフォーマンスを発揮できる環境を明確に示します。転職先の企業に適切な配慮を伝えるための貴重なデータとなります。


2. 正社員を目指すための5つのステップ

A型事業所に在籍しながら、計画的に正社員登用を目指すための具体的なステップです。

ステップ 内容 A型事業所でのアクション
Step 1: 安定実績の確立 過去1年間の出勤率9割以上、かつ欠勤・遅刻を極力なくす。 職員と個別支援計画を見直し、勤務を安定させる。
Step 2: スキルと生産性の向上 担当業務のスキルアップを図り、生産性を一般企業レベルに近づける。 職業指導員と相談し、資格取得や難易度の高い業務に挑戦する。
Step 3: 目標職種・企業の特定 自身が最も能力を発揮でき、特性に合った企業(特例子会社含む)を特定する。 職員とキャリア面談を行い、目標職種を絞り込む。
Step 4: 応募書類の戦略的な作成 A型経験を「職歴」として記載し、課題克服能力を強調する。 職員のサポートを受け、履歴書・職務経歴書を添削する。
Step 5: 模擬面接と転職活動 転職活動を開始し、面接で正社員としての意欲を伝える。 職員と模擬面接を繰り返し行い、応答を練習する。

3. 採用担当者に響く!「正社員としての資質」のアピール戦略

正社員採用では、単に業務をこなす能力だけでなく、責任感や主体性が求められます。A型経験をその資質に結びつけてアピールしましょう。

① 「役割意識」と「貢献意欲」を強調

アピール例: 「A型事業所では、データ管理のチームリーダーとして、新メンバーへの指導を担当しました。貴社でも、ただ業務をこなすだけでなく、チームに貢献し、責任を果たす存在になりたいと考えております。」

② 困難を乗り越える「自己管理能力」

アピール例: 「体調の波があった時期もありましたが、職員との連携と体調記録によって自己管理の仕組みを確立し、過去1年間の安定就労を達成しました。この継続力と自己管理能力が、貴社での長期的な安定勤務を可能にします。」

③ スキルアップへの「主体性」

アピール例: 「A型勤務中に、より専門的な業務に挑戦するため、自らMOS資格を取得しました。現状に満足せず、主体的にスキルアップを続ける意欲があります。」


4. 正社員の壁:給与と責任の変化への心構え

正社員になると、A型事業所とは環境が大きく変わります。事前に心構えをしておくことが重要です。

変化の項目 A型事業所との主な違い 必要な心構え
責任とプレッシャー 業務の量や質の責任が増大し、求められる生産性が高くなる。 多少の負荷や困難は自己成長の機会と捉え、困難から逃げない姿勢を持つ。
給与と昇給 月給制となり、賞与(ボーナス)や昇給の可能性が高くなる。 給与の安定を喜びとしながら、責任が増えることを理解する
合理的配慮 配慮内容が限定的になり、柔軟性がA型ほど高くはない。 配慮に甘えず、自己努力で対応できる範囲を広げる意識を持つ。

5. Q&A:正社員就職に関するよくある質問

Q1. 転職先は「障害者雇用」でも正社員になれますか?
A. はい、なれます。現在、多くの企業が障害者雇用枠でも無期雇用(正社員)を募集しています。安定性を優先するなら、障害者雇用枠での正社員を目指すのが最適です。
Q2. 履歴書に「契約社員」と書いても不利になりませんか?
A. 不利にはなりません。大切なのは、その「契約社員」として継続的に働いていた実績です。正社員への意欲を明確に伝えれば、問題ありません。
Q3. A型事業所から正社員になるのは時間がかかりますか?
A. 平均1年半~2年程度で安定就労の実績を積み、転職活動を行うケースが多いです。焦らず、体調の安定とスキルアップという土台作りに時間をかけましょう。

6. まとめ:計画と自信で夢を実現する

就労継続支援A型事業所は、正社員という次の目標を達成するために、雇用契約と福祉支援であなたを支える強力なプラットフォームです。安定した勤務実績という確かな武器と、主体的なスキルアップへの意欲を持ち、職員と綿密な戦略を練ることで、必ず正社員としての一般就労という夢は実現します。

ディヤーナ松本は、あなたの自信と努力を最大限に活かすためのサポートを約束します。正社員へのステップアップを決意された方は、今すぐ職員にその目標をお伝えください。

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