ADHDや精神障害の方も
安心して働ける福祉サービス
【はじめに】
能力開発は「できること」を広げる鍵
こんにちは。就労継続支援A型事業所「ディヤーナ松本」です。
就労継続支援A型事業所で働く目的は、単に給料を得ることだけではありません。
それは、仕事を通じて能力開発を行い、「できること」を広げ、自信をつけていくことです。
障がいのある方にとっての能力開発とは、特性を克服することではなく、特性を活かし、社会で活躍するためのスキルを身につけるプロセスです。
このコラムでは、A型事業所における能力開発の具体的な意味と、松本市にある私達ディヤーナ松本が、利用者さんの可能性をどのように引き出しているかをお伝えします。
【目次】
1. ディヤーナ松本が考える「能力開発」の定義
ディヤーナ松本が支援する能力開発は、以下の3つの側面から成り立っています。これらは、一般就労を目指す方にとっても不可欠な要素です。
➀ 実務スキルの開発(仕事で活きる技術)
これは具体的な業務を通じて習得する技術です。
- PC・デジタル能力
- 専門性の向上
- 品質管理能力
事務代行業務やTシャツ制作におけるデータ処理を通じて、ExcelなどのPCスキルや正確な情報処理能力を向上させます。
DTFプリントTシャツ制作における製造技術や、ホテル清掃業務におけるプロの清掃技術など、その職種ならではの専門知識を身につけます。
お土産品の検品・封入作業を通じて、ミスを見逃さない細かな注意力と品質への責任感を養います。
➁ 基礎ビジネス能力の開発(働く土台づくり)
どのような仕事に就いても求められる、働く上での土台となる能力です。
- 自己管理能力
- コミュニケーション
柔軟なシフトの中で、体調の波を把握し、無理のないペースで働くための体調管理や時間管理のスキルを習得します。
業務上の報連相(報告・連絡・相談)や、チームで作業を進める協調性を、実践を通じて学びます。
➂ 資格・学習能力の開発(未来への投資)
- 学習機会の提供
eラーニングの活用や、資格取得(MOSなど)に向けた学習相談を行うことで、自発的にスキルアップを目指す姿勢をサポートします。
2. 能力開発を成功させるディヤーナ松本の支援体制
能力開発は、無理なく継続できる環境があってこそ成功します。
ディヤーナ松本は、以下の体制で利用者さんの成長を後押しします。
個別支援計画(IPP)
利用者さんの特性と将来の目標に合わせた、具体的な能力開発計画をスタッフが一緒に策定します。計画は、体調の変化に合わせて柔軟に見直されます。
多角的な業務ローテーション
事務、製造、サービスといった多様な業務があるため、一つの分野に偏ることなく、幅広い能力をバランス良く開発できます。これにより、自分の隠れた才能や得意分野を発見する機会を提供します。
ポジティブなフィードバック
単に作業のミスを指摘するのではなく、「できるようになったこと」に焦点を当てたポジティブなフィードバックを徹底し、自己肯定感の向上につなげます。
2. よくある質問(Q&A)
- Q1:特別な研修を受けられますか?
- → 当事業所での実務経験が最も重要な研修です。また、eラーニングの活用や、資格取得に向けた学習相談など、目標に合わせた自己啓発を積極的にサポートしています。
- Q2:能力が向上したら、給料も上がりますか?
- → 個人のスキルや業務への貢献度、事業所の規定に基づき、昇給の機会を設けています。能力を磨き、意欲を持って業務に取り組んだ利用者さんは、適切に評価されます。
- Q3:能力開発は一般就労を目指す人だけが対象ですか?
- → いいえ。A型事業所で長く安定して働くことを目指す方も、業務の幅を広げたり、PCスキルを磨いたりすることで、仕事のやりがいや自信が増し、結果的に生活の質(QOL)向上につながります。
4. まとめ~松本市で「可能性」を広げる能力開発を~
A型事業所における能力開発は、利用者さんの未来の選択肢を広げるための重要なプロセスです。
松本市のディヤーナ松本は、Tシャツ制作から事務代行まで、実践的な業務と手厚い個別支援で、あなたの「能力」という最高の武器を磨き上げます。
あなたの「働きたい」という思いを、私達といっしょに「確かな能力」に変えていきましょう。

